台湾新幹線(高鉄)ビジネスクラス乗車記:左営→台中

以前台湾に来た時も台湾新幹線(高鉄)には乗車しており、日本の新幹線そっくりの車両で快適な移動を楽しんでいたのですが、今年の8月に行った台湾旅行では、初めて台湾新幹線のビジネスクラス(商務車)に乗車しました!日本の新幹線でいうグリーン車のポジションですね。実際車内も日本の新幹線のグリーン車とそっくりではあったのですが、軽食のサービスがあったりと所々台湾ならではのポイントもありました。

この記事では台湾新幹線のビジネスクラスの乗車記をお届けします。気になっている方の参考になれば幸いです。

目次

台湾新幹線のビジネスクラスの買い方

台湾新幹線は普通車の場合、外国人向けの乗り放題切符であったり、klookやkkdayで売られている15%割引切符が使えますが、ビジネスクラスは割引がなく正規運賃で乗る必要があります。逆に言えば事前に計画していても、当日思い立って乗っても値段は変わりません。

事前に予定を決めていれば高鉄の公式サイトから購入可能ですが、当日なら券売機で買うこともできます。(区間によっては事前に買っておかないと満席になっているケースもあると思うので注意!)

今回は台湾新幹線の現在の南側の終点である左営駅から、台中駅まで乗車します。土曜夕方の混雑状況はこんな感じ。直近出発の2本はビジネスクラス含めて台北までは満席表示となっていました。事前に乗るのが確定しているなら、やはり予約していた方が良さそうです。まあ30分くらい待てば台北までも空いているので、予定を柔軟に決めたいなら当日予約でもいいかもしれませんが。

駅に着いてからなら自動券売機で簡単に購入可能です。券売機は日本語には対応していなかったものの、英語表示にすれば難しい表現もなく簡単に購入できると思います。今回乗車する左営駅から台中駅まで約1時間で1,390台湾ドル。日本円にして約6800円ほど。なかなか良い値段しますが、日本と比べればこれでも安いかも…?

台湾新幹線のビジネスクラス乗車記

日本の新幹線のグリーン車とそっくりな設備

台湾新幹線は12両編成ですが、そのうちビジネスクラスは6号車のみとなっています。日本の新幹線とは違って特にビジネスクラスを示すマークが表示されている訳では無いのですが、窓の大きさは他の車両に比べて大きかったりと細かいところの違いはありますね。

折り返しの車内清掃が終わり、車内に入りました。こちらが台湾新幹線のビジネスクラスです。シートが赤っぽいところ以外は、かなり日本の東海道新幹線のグリーン車に近い雰囲気です。

普通席の座席配列が3-2の5列なのに対して、ビジネスクラスは2-2の4列なのでかなりゆとりのある空間となっています。

座席部分に注目するとこんな感じ。日本の新幹線のグリーン車と同様のフットレストが付いていますし、座席自体も包みこまれるような座り心地で最高です!

肘掛けの先端にコンセントが用意されているのも嬉しいポイントですね。

テーブルも普通車同様、日本の新幹線と同じタイプです。車内の案内図のフォーマットも一緒ですね。

軽食・ドリンクサービスあり!

ここまで台湾新幹線のビジネスクラスは日本のグリーン車とそっくりという話をしてきましたが、一点明確に異なる点があります。それは、飲み物と軽食が無料で提供されることです!

今回飲み物はコーヒーを選択、軽食は時期ごとに決められたお菓子が提供されるようですね。

軽食の中身はこんな感じでした。Rice Crackerなるものらしいです。健康的なお味でした。

ちなみにこれは普通車にもあるのですが、ビジネスクラスにも大型荷物用のスペースがあるので、大きい荷物があっても比較的安心できそうです。

あとフリーWi-Fiも普通車同様使えるのがありがたいですね。

あっという間に台中駅に到着

広々とした座席でコーヒーを飲みながら優雅に過ごしていれば、あっという間に降車駅の台中に到着です。

ちなみにこの車両は到着駅の案内がLCD化されていました。日本でもまだLEDの表示器が多い中、台湾では一足早く更新しているようです。

ということで台中に到着です。台湾新幹線のビジネスクラスはやはり快適でした!特に普通車は混みがちなので、ゆとりのある空間はとてもありがたいです。

正直値段は結構高めなのですが……外国人向け割引きっぷを買い損ねたけど当日新幹線に乗りたいと思った時にでも、どうせ正規運賃を払うなら贅沢してビジネスクラスに乗車するのはどうでしょうか?快適な移動が楽しめると思います。

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