冬の乗鞍高原で雪景色と温泉を楽しむ【松本・長野一人旅 #2】

2日目は山奥に行き温泉入ってひたすらグダグダする日と決めてました。この日は松本からさらに山奥へと向かいます……

目次

白骨温泉を目指すが……

最初は白骨温泉へ向かい、温泉めぐりでもしようかなあと思っていました。松本から白骨温泉へは電車とバスでアクセス出来るのですが、冬は一日2回しか乗り継げるパターンが無いので注意が必要です。松本と白骨温泉のアクセスについては次のサイトがとてもわかり易くて助かりました。
冬と夏でダイヤが異なるので注意です!例えば冬は松本7:15発を逃すと次は13:30発です。夏は一日4本あるみたいですが……

また、電車とバスをセットにしたお得な切符もあるので基本はそれを使うのがいいと思います。松本駅の券売機で買えるので大丈夫です。

アルピコ交通上高地線 ちなみに松本駅はJRの改札から入ります

松本駅7:15発のアルピコ交通上高地線で、まずは新島々駅を目指します。

車両は京王井の頭線のお古ですね。白地にカラフルなストライプが施されていています。この車両も旅行しているとよく乗りますね……以前四国旅で伊予鉄道にに乗ったときもこの車両に乗ってます。

乗車率は座席が6〜7割埋まる感じでそこそこ乗ってるんだなあと思っていたら、途中で大量の小学生が乗ってきて一気に満員電車と化しました(笑)
ローカル線に乗ってると高校生の集団が乗ってくる…というのはよくありますが、ここまでの圧倒的な人数は初めて。そして小学生だから元気がいい笑
でもこんなに使ってくれてる人がいるんだなあと少し安心。

車内より

段々と山が近づいてきました。日差しも気持ちいい。

30分程で新島々駅に到着。松本駅は全く雪が残っていませんでしたが、ここでは雪が残っています!テンションが上がってきました。

新島々駅の改札を出ると目の前にバスが停まっているので、それに乗り込んで白骨温泉を目指します。
ところが乗るときに親切な車掌さんに「多分今日は日帰り温泉どこもやってないと思うよ」と言われてしまいます。ホームページ調べた感じは大丈夫そうだったのですが、ちゃんと電話で確認しなかったのが悪かった……
まあ切符も買ってしまったことなのでひとまず白骨温泉まで乗ることにしました。

バスは川沿いにどんどん山奥へ進みます。

1時間程乗り、乗鞍高原まで来ると景色が一変します。一面真っ白です。バスもチェーンを装着し、細い山道を超えていきます。

冬季休業中の白骨温泉

白骨温泉のバス停に到着。降り立った瞬間硫黄の匂いが……
しかし人は全然いません。言われたとおり日帰り温泉はすべて休業中でした。事前調査が甘すぎましたね。反省。

冬季休業の看板が……

まあ仕方ないので折返しのバスまで散歩します。そもそも普段こんなに雪が降る場所を歩く機会もないですしね。

白骨温泉のバス停のすぐ近くに竜神の滝があるようなので向かいます。坂道を下る間にも氷晶の美しい光景が。

竜神の滝

そしてこちらが竜神の滝。道路沿いに突然現れます。
屋根のように覆いかぶさる氷柱が水の流れの美しさを引き立てていますね。

乗鞍高原の日帰り温泉へ

乗鞍高原観光センター

白骨温泉10:05発の折返しのバスに乗り、乗鞍高原観光センターまで戻ります。

スキー場があるだけあり、足が沈みこむくらいには積もってました。東京でたま~に降るような雪とは違いさらさらなので歩くだけでも新鮮で楽しいです。

湯けむり館

乗鞍高原のバス停から歩いてすぐの所に「湯けむり館」という温泉施設があり、ここは2月でも営業してました!なんとか温泉にありつけて一安心……笑
入湯料は大人730円です。内風呂だけでなく露天風呂もあり、自分は入れなかった白骨温泉と同じように乳白色のお湯が特徴です。

また、休憩所とレストランもあるのでゆったり休むことができます。じっくり温泉に入り、本を読みながら休憩し、レストランでピザを食べて……とのんびり過ごしました。

乗鞍高原をお散歩

白骨温泉を巡るつもりで日程を組んでいたので、宿のチェックインまでかなり暇になってしまいました……笑
ということで特に目的もなくふらふらと歩き回ってみることに。

Blue Resort NORIKURA

滑る気もないのにスキー場まであるいてみたり……

もはや歩道と車道の区別がつかない

宿が沢山あるエリアを巡ってみたり……

こんな感じで歩き回り、また湯けむり館のレストランに戻りコーヒーを飲んだりしているうちに、宿のチェックイン可能な時間になっていたので向かいます。

ゲストハウス雷鳥に宿泊

ゲストキッチン雷鳥の玄関

今回宿泊した宿はゲストハウス雷鳥です。元々は旅館だったところをゲストハウスに改修した施設だそうです。

エコノミールーム 一人なら充分すぎるほど広い

ゲストハウスとはいっても沢山の個室があり、一人でも利用出来る個室も多いです。コミュニケーションを取るのに不安がある人でも安心ですね。勿論交流が好きな人は、共用スペースに行けば様々な人と話が出来ると思います。この日は朝食付きで一泊6100円でした。ドミトリーなら3500円~で泊まれるそうです。

貸し切り露天風呂 浴槽の上にかかっている銀色のシートは保温するためのやつです

そしてこのゲストハウス雷鳥さんの最高なところがこの露天風呂!
この大自然に包まれた開放的な露天風呂は30分ずつの貸し切り制になっています。宿泊者は追加料金なしでこの贅沢な露天風呂を貸し切ることが出来るのです。

圧倒的開放感

この日はちょっぴり予定が狂ってしまったところもありましたが、このお風呂に入ったら全て吹っ飛びました。来てよかったです。

露天風呂だけでなく内風呂もあり、こちらは一部時間を除き予約なしで入れます。
私が入ったときはちょうどスタッフさんと台湾人のゲストと一緒で、色々と話ができて楽しかったです。一人旅って楽しいけど、「いまここに感動を共有できる仲間がいたらなあ」と思うこともあるよねという話をしたり……台湾の話を聞いてそろそろ行ってみたいなあと思ったり……

ちなみに夕飯は宿の近くにあった「エコー乗鞍」というお土産屋さんで事前に買っていきました。19時までやっているようなのでそんなに困ることはなかったです。でも店は少ないのでしっかり準備するなりレストランを予約するなりしておきましょう……

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次