2024年2月24日から2月25日にかけて、流氷を見に行くべく網走へ旅行してきた記録、その2です。
おーろら号に乗り込む
道の駅で乗船手続き
道の駅 流氷街道網走に到着。ここで乗船手続きを行います。
おーろら号の予約は公式サイトからネット上で出来ますが、現地での手続きは必要です。
無事チケットをゲット。今回は9:30発の便です。
チケットを貰ったら乗船口に並びます。かなりの列になるので、最初から船のデッキのいい場所を確保したいなら早めに並んだほうが良いです。とはいえ予約いっぱいでもそこまで乗船人数が多い感じではなかったので、出遅れても問題無いと思います。
ということでおーろら号に乗船します。出発の30分前くらいから乗船できました。
いよいよ出航!
それなりに早く乗り込んだので、船外デッキの最後尾を確保できました。
そして船は定刻通り出航しました。港に止まっているときはなんとも思わなかったのですが、動き始めると海風でめちゃくちゃ寒いです!!時期にもよりますが、この日は流氷にたどり着くまで30分ほどかかっているので、寒いのが苦手な方は船の中にいたほうがいいかもしれませんね……
出港後しばらくは沢山のカモメが船の周りを飛んでいました。中には写真のように乗船するカモメもいたり…笑
デッキは寒いですが、このように生き物と戯れることができる点はとてもいいですね。
流氷が浮かぶエリアへ
出航してから約30分。ついに流氷が見えてきました!
海上一面に流氷が広がる光景は圧巻です。そして船は流氷を砕きながら、流氷たちの中を突き進んでいきます。
一階のデッキに降りるとかなり近い距離で流氷を見ることができます。
こんなに大きな塊がロシアの方面からはるばる流れてきたと思うと自然の雄大さを感じますね。
そして室内からでも流氷を見ることができます。寒さに耐えきれなくなったので最終的には船内から眺めていました。船内には自動販売機もあり、温かい飲み物も売っているので非常に助かりました。
この日は30分ほどで流氷のエリアを抜け、さらに30分かけて港へ戻ってきました。トータルの所要時間は1時間半ほどでした。時間やルートなどはその日の天候や状況によって変わると思うので、参考としてお願いします。
おーろら号は中々都合の良い時間に予約を取るのが大変ですが、その分最高の景色を見ることができました。
おーろら号から流氷を見る様子の動画も撮ったので、よろしければご覧ください。
鉄道で札幌へ帰宅
網走→旭川 特急大雪4号
流氷を見るミッションを達成したので、札幌へ帰ります。行きは飛行機を使いましたが、帰りは鉄道で帰ることにしました。石北本線はまだ乗り通していなかったので、明るい時間で景色を楽しむべく、昼出発の特急を選択です。
網走12:37発の大雪4号に乗車します。旭川には16:16着と約3時間半の長旅です。
車両はキハ283系です。個人的にこの先頭車両のデザインは北海道の特急で一番かっこいいと思っています。かつては特急スーパーおおぞらなどでも使われていたエース車両です。
長い乗車時間なので駅弁も買いました。網走駅構内にあるモリヤ商店の、「磯宴 鮭・いくら弁当」です(1380円)。これがとても美味しかったです。たっぷりいくらが入ってて幸せ。
ただやっぱり3時間半という乗車時間は中々長いです。あまり速度を出さないのと、車両も古いからかかなり揺れるので、余計に長く感じたように思います。
途中線路上に鹿が出現し遅れたりもしましたが、5分ほどの遅れで旭川に到着です。
旭川→札幌 特急ライラック34号
旭川では大雪号とライラック号は同じホームで乗り換えられるようになっているので、乗り継ぎは簡単です。ちょっとの遅れなら問題なく乗り換え可能です。
大雪号に長い時間乗ってたら疲れてそうだなと思い、ライラック号はグリーン車を予約していましたが、これは正解でした。やっぱりグリーン車は快適です。グリーン車は1号車の半分だけしか無いので、人が少なく静かなのも良いですね。本当は特急大雪やオホーツクにグリーン車が欲しいところなのですが……
ということで約1時間半乗車し、18時ごろに札幌駅到着しました。網走を出発したのが12時半だと思うとやっぱり遠いです……
オホーツクエリアは気軽に行くには中々遠い場所ですが、それでも流氷は見る価値大アリだと思うので、皆さんもぜひ訪れてみてください。