スクート 台北(桃園)→新千歳 TR892便搭乗記:ウェブチェックインがゲートに直行できて便利!

以前台湾から札幌に帰った時はJALで台北松山から羽田まで一旦飛び、その後羽田から新千歳の便に乗り継ぎという形でしたが、今回の帰国は台北から新千歳まで直行便で帰ります。利用する航空会社はシンガポールのLCCであるスクートです。スクートはシンガポールから台北経由の新千歳行きを運航しており、そのうちの台北〜札幌の区間のみを利用することになります。

LCCではあるのでサービスは最低限ですが、オンラインチェックインを事前にして手荷物預けが無ければカウンターに寄らずにゲートまで行けたり、ワイドボディ機を使っているので飛行機の空間も広く感じたりと、LCCとしてはかなり快適なフライトだったと思います。この記事ではスクートの台北→新千歳の搭乗記をお届けします。

フライト概要
  • フライト:スクート TR892便
  • 搭乗日:2025年8月3日
  • 出発:台北桃園 (TPE)
  • 到着:新千歳(CTS)
  • 出発時刻:定刻12:45→13:05
  • 到着時刻:定刻17:45→17:52
  • 飛行時間:約4時間00分
  • 機材:Boeing 787-8
  • 座席:エコノミークラス 22F
目次

事前にウェブチェックインを済ませておく

スクートは出発時間の48時間前から1.5時間前までウェブチェックインが可能です。

scoot公式ページのウェブチェックインサイトに行き、予約番号と苗字をパスポートと同一の表記で入力すれば進めます。サイトの指示に従って進んでいけば簡単にチェックイン完了です。途中で手荷物制限大丈夫?オプション追加しなくていい?と色々聞いてきますが、そこは各自確認してください。ちなみにスクートの機内手荷物制限は結構緩くて、通常席でも合計10kgまでOKです。7kgまでの制限としているLCCが多いので、かなりありがたいですね。お土産分の余裕ができます。

https://checkin.flyscoot.com

ウェブチェックインが完了すると、搭乗券をスマホ上で表示する”Digital Boarding Pass”、あるいはPDFの搭乗券をダウンロードするかを選べます(後述しますが、カウンターに寄らなくても良い場合のみ)。印刷環境があれば搭乗券のダウンロード&印刷が安心でしょうが、海外にいると印刷というのは中々難しいので、自分はDigital Boarding Passを用いることにしました。ただスマホの縦型の画面で表示するとQRコードが歪んでいてちょっと不安なので……

スマホのブラウザをPC版サイトの表示に切り替えてみたところ、きちんと正方形のQRコードが表示できました。このQRコードを含む搭乗券をスクショしておけば、出国審査も搭乗もこのQRをスマホで表示するだけで通過できます!

ただしスクート全てのフライトでウェブチェックイン→スマホのQRコードで搭乗ができる訳ではありません!

先ほどのスクショを見ていただくと、搭乗券に緑色で”Eligible for Scoot-to-Gate”と表示されています。この表示がされており、かつ預け荷物が無い場合は、カウンターをスルーして出国審査&搭乗が可能です。

桃園空港の第一ターミナルへ

チェックインの列をスルーして出国審査へ

スクートは桃園空港の第一ターミナルから出発します。カウンターに寄ってみると、ウェブチェックイン済みの人向けの手荷物預け列も結構並んでいます。

先ほど書いた通り、今回自分はWEBチェックイン済みで預け荷物も無いので、この列をスルーして出国審査に向かいます。これは楽でいいですね。

結構余裕を持って、出発時間の二時間以上前の10:20ごろに出国審査に行きましたが、割と空いていました。ただ並び列のスペースはかなり広く確保されていたので、時間帯によっては結構並びそうな感じですね。

プライオリティパスを使ってPLAZA PREMIUM LOUNGEへ

今回はLCC利用なので航空会社ラウンジは使えませんが、桃園空港にはプライオリティパスが使えるラウンジがあるので、搭乗まではそこで過ごしたいと思います。

第一ターミナルのラウンジは出国審査を抜けた近く、ゲートがあるエリアの手前にまとまっています。階段を登ってラウンジがあるエリアへ進みます。

今回利用したのはPlaza Premium Lounge(Zone D)です。

プラザプレミアムラウンジは第一ターミナルの近い箇所にZone CとZone Dの二箇所あるのですが、どちらも大して変わらなさそうだったので、比較的混雑がマシそうなZone Dへ行きました。

そんなに広いラウンジでは無いので8~9割くらい席は埋まってるかな?といった混み具合でしたが、たまたまタイミングよく居心地のいい1人向けボックス席をゲット出来ました。これは嬉しい!

コンセント2口にUSB-Aが2口と充電設備も充実しています。

狭いラウンジながらも結構食事は充実しているように感じました。飲み物は程々ですかね。自分はそこまでお酒を飲む人間じゃないので、ジュースとコーヒーが飲めれば満足です。

特にこのラウンジの魅力は、オーダー形式で麺料理やご飯料理が頼めるところですね!注文をしてからサクッと作ってくれます。

ということでまずはカウンターで牛肉麺を注文。麺がモチモチでとても美味しかったです。

さらに追加で梅干扣肉飯なるものも頼んでみました。魯肉飯のようなものかな?と思って注文しましたが、ちょっと癖のある感じでしたが、トロトロのお肉がとても美味しくご飯が進みました。どうやら客家料理の一種らしいですね。

いよいよスクートに搭乗

搭乗待合室はかなりの混雑

搭乗予定時刻は12:00だったので、11:50くらいにゲートに来てみました。結構ラウンジからゲートまで距離があります。桃園空港って広いんですね……

通路から階段を降りるとゲート前にそれなりに広い待合スペースがありましたが、激混みです。そして乗るはずの飛行機がまだ来ていません。

当初の搭乗予定時刻を過ぎた12:07ごろ、乗る飛行機がスポットに入ってきました。シンガポールから来た飛行機ですね。その後遅延が正式にアナウンスされました。

それなりに待って12:40ごろに搭乗開始となりました。最初に上位クラス利用者など向けの優先搭乗があったあと、後ろの列から順番に案内していく感じでした。

ゲート通過時もスマホでQRコードを表示して、それを読み込んで貰うだけで通過できました。特別パスポートをチェックされることも、荷物をチェックされることもありませんでした。

機内の様子

いよいよ機内に入りました。布地の座席はLCCとしては珍しい気がします。今回搭乗した機種はボーイング787で、3-3-3の9列の配列となっています。

搭乗率はほぼ満席といったところ。北海道は人気ですね〜

シートピッチは余裕があるというほどではありませんが、LCCとしては十分な広さです。拳一個が入るくらいの隙間はありました。

また、LCCなので当然モニターはありません。機内Wi-Fiに接続することで機内販売の確認やフライトマップを見たりと出来るらしいのですが、自分は全然繋がりませんでした……ただ隣に座っていた人は普通に繋がっていたので、自分のスマホが悪かった可能性はあります。

安定飛行に入った後は、基本的に機内は薄暗めな感じで保たれていました。LCCは寝てナンボだと思っているのでありがたいです。蒸気でホットアイマスクをつけて寝る体制に入ります。それなりに賑やかな機内でしたが、LCCとしては比較的余裕のある席というのもあり、ホットアイマスクがあれば余裕で爆睡できました。

ちなみにシートポケットには機内販売の案内が入っていました。結構種類も豊富でしたね。機内販売のラストオーダーが近づくとアナウンスでしっかり宣伝もしていました笑

あと10分でシートベルト着用サインを点灯させるから今のうちにトイレに行ってねというアナウンスと共に、ド派手な虹色ライティングとなりました。スクートってこの虹色照明のイメージを勝手に持っていたので、生で見れてちょっと感動です笑

なお離着陸時はヘッドホンやイヤホンの使用は禁止というアナウンスがありました。

着陸時には窓側に座っている人はみんな景色に釘付けになっていました。みんな北海道の観光を楽しみにしているみたいですね〜

定刻から15分くらいの遅れで新千歳空港に到着しました。降機する時に前方にあるスクートプラスというビジネスクラス的なポジションの座席を見てみました。フルフラットになるようなシートではありませんが、シンガポールなど中距離以上乗る時はめちゃくちゃ楽そうで良いですね〜

18:00に飛行機の外に出ました。日本人は自動化ゲートが使えますし、手荷物預けも無かったので18:10には税関を抜けて制限エリアの外に出ることができました。

予約について

今回の札幌〜台北の航空券は、行きのベトジェットと一緒にTrip.comで予約しました。Trip.comはサイトが使いやすく、サポートも充実しているので安い航空券を探す時にはおすすめです。航空券やホテルを買って行き会員ランクが上がると、年に数回空港ラウンジの無料券がもらえるのも嬉しいポイント。

出発日の約一ヶ月前に購入しましたが、札幌〜台北で往復42,820円でした。手荷物預けが無い分安くなっているというのはありますが、安い航空券を探せば国内旅行くらいのテンションで海外に行けちゃいます。皆さんもぜひTrip.comで航空券を探してみてください。

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