2024年GWに行った台湾旅の旅行記、その2です。昼過ぎに台北の松山空港に到着し、ホテルに荷物を預けた後、午後から夜にかけて台北市内を観光した様子をお届けします。
主に龍山寺と台北101を訪れ、夜は鼎泰豊で小籠包などをいただきました。
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西門のホテルにチェックインし、龍山寺や台北101を巡る
午前中は国立台湾博物館鉄道部パークへ、午後は行天宮や士林夜市へ
念願の台湾新幹線に乗車し高雄へ。蓮池潭やベイサイドエリア、美佐島駅など美しい街並みを堪能
線路上でランタンを飛ばす光景が有名な十分と、提灯の町並みが美しい九份へ
台北市内でお土産を買い、昼過ぎの便で日本へ帰国
台北で有名なパワースポット 龍山寺へ
MRTで龍山寺駅へ移動
ホテルに荷物を預けた後、再び西門駅に戻り、MRTで龍山寺駅に移動します。
西門駅と龍山寺駅は青い路線カラーの板南線で一駅なので、あっという間です。頑張れば歩けるくらいの距離ですね。
美しい建築の龍山寺を参拝
駅を出るとすぐに龍山寺の入口が見えます。
龍山寺は台北最古の寺院と言われ、100柱以上の神様が祀られているお寺です。観光客の人も多いですが、地元からも愛される寺院であり、地元の参拝者も沢山いらっしゃいました。
境内に入ると、正面に前殿が見えてきます。こちらの右側にある龍門から入り、反時計回りに参拝するのが決まりです。写真にもちらっと写っていますが、「入口」という看板があるのでそれに従えば問題ありません。門をくぐるときは、左足から敷居をまたいで入りましょう。
中の様子はこんな感じです。写真手前側にある前殿→写真中央に写っている正殿→裏側にある後殿の順に参拝していきます。台湾でのお参り方法は両手を合わせて3礼するというものなので、地元の参拝客の様子も見ながら、同じように参拝していきました。
個人的に、特に屋根の色使いがとても美しくて感動しました。屋根の縁には非常に細かく美しい装飾が施されていて、この写真の龍の精巧さには驚きました。
龍山寺は台北の都市の真ん中にあるような寺院なので、すぐ隣には雑居ビルが立ち並んでいます。お寺の龍の噴水と雑居ビルのコラボ、味があって良いですね。
台湾新幹線の切符を引き換えるために台北駅へ
龍山寺の観光を終え、次に台北101に向かおうとしたのですが、途中で台北駅に寄り道しました。龍山寺から台北駅までは青い板南線で2駅です。
2日後に台湾新幹線に乗車する予定だったのですが、時間がある内に予めネット予約した乗り放題切符を窓口で交換しておきます。
台湾新幹線の切符については、詳しくは新幹線に乗車する日の旅行記で詳しく記録したいと思いますが、台北から高雄など台南方面へ往復する予定がある場合は、外国人限定の3日間乗り放題パスがオススメです!ただ往復するだけで元が取れますし、乗り放題なので気軽に途中下車も出来て便利です。
台湾高鐵の公式HPからも購入できますが、少々サイトが分かりにくいので、kkdayやklookといった旅行サイトから予約するのが楽だと思います。どのみち駅窓口での交換は必要ですが、バウチャーとパスポートを見せるだけなのでそんなに難しいものではないです。
ちなみに、台北駅前には日本統治時代に作られた日本製の蒸気機関車が展示されています。赤のアクセントが映えるハイカラなデザインです。台北駅に行った際はこちらもぜひ見てみてください。
台北が誇る超高層ビル、台北101へ
MRTで台北101/世界貿易センター駅へ
台北駅から台北101へは赤い淡水信義線一本で行くことが出来ます。ただし途中駅である大安行きの列車が来ることがあるので注意です。
台北101駅と台北101は直結しているのですが、台北101の建物が見たい場合は一旦少し離れた出口から出るのがオススメです。2番出口から出ると、良い感じに台北101を眺めることができます。
台北101の建物内部へ
いよいよ台北101の内部に入っていきます。近づくと広角レンズでやっと収まるかどうかといった凄まじい高さです。台北101の高さはなんと508m!これから向かう展望台も地上382mとかなりの高さです。
建物の低層階は巨大なショッピングモールになっています。高級ブランドが多めな感じです。
建物内の看板に従って歩いていくと、展望台の入口にたどり着きます。チケットは自動券売機で簡単に購入できました。
展望台から台北の街並みを眺める
17時半ごろに展望台に上がりました。写真の通り台湾の都市を一望することができます!
特に台北101の周辺は現代的なビルが多く、迫力ある景色です。
こちらは別アングル。奥には松山空港が見えます。
東の方向を見ると、結構山が近いです。割と市街地の端の方に建っている感じなんですね。
建物内部には、地震や台風などの揺れへの対策として設置されている振り子を見ることができます。重さはなんと660トンもあるそうです。近くには解説パネルや映像もあり、思わず読み込んでしまいました。
どうせなら夜景も楽しむ
ちょっと疲れていたのと、1時間くらい待てば夜景が楽しめそうな時間だったので、展望台で時間を潰すことに。
展望台フロアにはちょっとした飲食店もあるので、マンゴースムージーを飲みながらのんびりしていました。
そして夜の台北101展望台からの景色がこちら!↓
やっぱり夜景は最高ですね!台北はかなり大きな都市なので先の方まで密度濃く光り輝いていて圧巻です。せっかく展望台に登るなら、夕方から夜にかけたタイミングが景色の変化も楽しめて良いと思います。
比較的空いている鼎泰豊を求めて夜の街を散歩
小籠包が有名な鼎泰豊はネット上で待ち時間が検索可能
台湾初日の夜は、定番ですが小籠包が有名な鼎泰豊で食べることに。有名すぎて東京どころか札幌にもある店ですが、やっぱり現地で食べるのが大事なんです!
鼎泰豊は台北市内には沢山のお店があり、台北101にも出店していますが、かなりの待ち時間となっています。ネット上で待ち時間を見てみると、少し歩いたところにある「鼎泰豊 A13店」は比較的マシな待ち時間だったので、散歩がてらそちらに向かうことにしました。
歩いている途中振り返ると、ライトアップされた台北101が見えました。近未来感がありつつも、てっぺんの部分はキャンドルのような温かみもあって素敵です。
鼎泰豊 A13店で小籠包をいただく
10〜15分ほど歩き、鼎泰豊 A13店に到着しました。待ち時間が少ないといっても30〜40分ほどの待ち時間はありましたが、デパートのような施設だったので、室内で椅子に座ってのんびり待てたので、結構気楽に待てました。一旦受付番号を貰ったらしばらくは外出しててもOKなのでありがたいです。
そして20時頃に入店。日本人も相当訪れるのでしょう、小籠包の食べ方については日本語解説も用意されていました。
そしてお待ちかねの小籠包です!中に入っているスープもお肉も皮もすべてが美味しくて感動です。
他にも色々なメニューを頼んでいたのですが、食べるのに夢中であまり写真を取っていませんでした……こちらは辛うじて撮っていたパイクーチャーハン。チャーハンだけでなく、上に乗っている豚肉もとても美味しくて満足感がありました。
ホテルへ戻る
MRTで西門エリアへ戻る
鼎泰豊を楽しんだ後は、台北101には戻らず、そのまま近くにあった別の駅、市政府駅から西門駅へ戻りました。青い板南線で一本なので楽ちんです。
宿泊するホテル「HOTEL PAPAWHALE」の部屋の様子
前回の記事でも触れましたが、こちらが今回泊まるホテル「HOTEL PAPAWHALE」です。西門駅から徒歩10分ほどで、西門の繁華街エリアに簡単に出られるほか、台北駅までも徒歩20分と頑張れば歩けるくらいの距離です。
今回は安さを求めて窓無しのツインルームを予約しましたが、非常に綺麗でおしゃれな部屋で良かったです。広さも自分たちのような観光がメインでホテルへの滞在時間が少なめな人にとっては十分な大きさだと思います。テレビも結構大きいです。
湯船はありませんが、しっかりとしたシャワーブースがついています。ちょっとこの洗面所へ続く扉の立て付けが若干悪かったりはしましたが、まあ海外ホテルでは許容範囲でしょう。
アクセスも良くしっかり綺麗な部屋で、素泊まりなら一人あたり一泊8000円くらいで泊まれたのでオススメです!
次回の記事では、台湾旅行2日目の旅行記を書いていきたいと思います。二日目の午前中は、台北駅近くにある鉄道博物館に行ってきました。